付保預金と付保対象外預金

付保預金と付保対象外預金とは?

付保預金と付保対象外預金という言葉はご存知でしょうか?

 

付保預金というのは、預金保険の対象になる預金等のこと、
付保対象外預金というのは、
預金保険の対象にならない預金等のことです。

 

では具体的にみていきましょう。

付保預金について

まず、付保預金というのは
預金保険の対象になる預金等ですが、
それは次のようなものです。

■預金
・当座預金、普通預金、別段預金、通知預金、納税準備預金、貯蓄預金、定期預金

 

■定期積金など
・定期積金、掛金

 

■元本補填契約のある金銭信託
・ワイド、ビッグなどの貸付信託を含みます。

 

■金融債
・利付金融債、割引金融債、ワイドなどの保護預かり専用商品に限ります。

 

■上記のものを用いた積立・財形貯蓄商品・確定拠出年金の積立金の運用に係る預金等

 

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付保対象外預金について

次に、付保対象外預金というのは
預金保険の対象にならない預金等のことですが、
次のようなものが該当します。

■外貨預金、譲渡性預金、オフショア預金、元本補填契約のない金銭信託(ヒット、スーパーヒット、実績配当型金銭信託)、金融債(保護預かり専用商品以外のもの)、投資証券、抵当証券

 

■日本銀行の預金(国庫金を除きます)、対象金融機関の預金(確定拠出年金の積立金の運用に係る預金を除きます)、預金保険機構の預金

 

■無記名預金、他人名義預金(架空名義預金を含みます)、導入預金など

 

ちなみに、農協(JA)や水産加工協等の系統金融機関の
貯金がありませんが、

 

これらは、農水産業協同組合貯金保険機構により
同様の保護がなされますので、
預金保険制度による保護はされません。

 

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