為替市場介入はどこの資金で行うの?
為替市場介入は、
外国為替資金特別会計が保有する外貨を
売買することによって行われます。
また、ときには外国の通貨当局と協力して
協調介入が行われることもあります。
為替市場介入とは?
為替市場介入というのは、政府や中央銀行などの金融当局が、
外国為替相場の安定と取引の秩序維持を目的として、
臨時外国為替市場において外貨の売買を行うことをいいます。
具体的には、外国為替市場において、ドル売り円買いが多く、
ドルの相場が円に対して著しく下落しているときには、
ドルの買い操作を行うというものです。
逆の場合には、ドルの売り操作を行って、
為替相場の乱高下を防ぎます。
外貨預金とFX取引との違いは?
FX取引の場合には、外貨預金と異なり、
円高でも円安でも、
どちらでも利益を得る機会があるのが特徴です。
例えば、
これから為替相場が円安に進みそうだと考えられるのであれば、
米ドルなどの外貨を「買い」から入ることができます。
また、反対に、
これから為替相場が円高に進みそうだと考えられるのであれば、
外貨を「売り」から入ることもできます。
そして、どちらのケースでも、
為替相場が予測どおりの動きになれば、
為替差益を得ることができるのです。
FXの決済期限は?
FXの場合は、定期預金などの期限付き予期と異なり、
決済期限というものはありません。