指値注文・逆指値注文とは?
指値注文・逆指値注文というのは、
指定レートによる自動注文のことです。
自動注文は、成り行き注文とは異なり、
パソコンの画面を見ていなくても、自動的に注文が行われます。
慣れてくるととても便利なので、
こちらの注文方法も使えるようになっておきたいですね。
指値注文とは?
指値注文というのは、
現在よりも有利なレートで売買するために利用される
自動注文の1つです。
指値注文は、レートを指定して注文できるのが特徴です。
例えば、現在1ドル=100円であるけれど、
1ドル=90円まで下がったときに買いたい
といった要望をかなえてくれます。
1ドル=90円になったら買いという注文を入れておけば、
相場が1ドル=90円になった時点で
自動的にドルを買うことができます。
逆指値注文とは?
逆指値注文というのは、指値注文の逆で、
現在よりも不利なレートで売買するために利用される
自動注文の1つです。
一般的に逆指値注文は、
損失を確定させる取引に利用されます。
例えば、1ドル=100円で買いポジションを持っていたとします。
このとき、1ドル=90円になったら
損失を限定させるために売りたいという要望をかなえてくれます。
これにより、1ドル=80、70…円と下落するにつれて
損失が膨らんでいくのを防ぐことができます。
成行注文とは?
成行注文というのは、現在の為替レートで外貨を売買する
注文方法のことをいいます。
この成行注文は、現在の金額での取引になりますので、
注文は必ず成立するというメリットがあります。
基本的には、
成行注文は、リアルプライスと同じと考えてよいと思います。
ただし、FX取引会社によっては、リアルプライスのように
現在の取引値が画面に表示されず、現在の為替レートが
そのまま適用されることがありますので注意が必要ですね。
その場合には、注文画面で悩んだりしていると、
タイムラグが発生して、思っていた取引値よりも
多少上下することがあるかもしれません。
よって、成行注文の場合には、
事前にFX取引会社に確認しておくことが大切です。