政策金利の決定とは?/GDPと原油高...

政策金利の決定とは?

各国の政策金利というのは、
基本的に各国の政府機関や中央銀行が決定します。

 

特にFXで注目されているのが、
米国の政策金利の発表になります。

 

FXでは最も注目される指標の1つと言われていますので、
特に注意して見ておく必要がありますね。

FRBのFF金利の重要性とは?

これは、FRB
(米国の中央銀行、米連邦準備制度理事会)が年8回、
およそ6週間ごとに開催し、金融政策に基づく
公開市場操作※の方針を決定するものです。

 

また、そのなかで、短期金利の指標であるFF金利の
誘導目標が決定されますが、
これがFXでは最も注目される指標の1つになります。

 

※マネーサプライ、金利、為替水準などです。

政策金利とは?

政策金利というのは、
各国政府が政策的に決定する短期金利のことをいい、
FXでは特に重視されています。

 

わかりやすく言うと、
ある国の政府が「今の経済情勢を考えれば、
わが国は○%の金利が妥当だ」と決める金利のことです。

 

また、金利が現在何%なのかということも大切なのですが、
それ以後の金利が上がるのか下がるのかといったことも、
為替レートに影響を及ぼします。

 

ちなみに、2005年には、「米金利の利上げ継続」
観測を材料にドル高が進みました。

 

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GDP(国内総生産)とは?

GDPというのは、
ある一定期間中に、その国内で生産されている、
あらゆる財やサービスの合計金額のことをいいます。

 

ちなみに、米国のGDPは、1月、4月、7月、10月の下旬の
日本時間の夜中に発表されます。

 

この米国のGDPが良ければ経済が好調と見られますので、
米国の株価や金利、ドルが上昇することになります。

 

また、他の国でも同様に、
GDPが良ければその国の金利や通貨が上昇します。

原油高とは?

原油の価格が上昇すると、原油の産油国や原油高の
影響を受けにくい国の通貨が上昇します。

 

例えば、資源国である
オーストラリアやカナダなどの通貨が上昇します。

 

一方、原油高の影響をもろに受ける
日本の通貨は下落します。

 

これは、日本では国内で消費する原油のほとんどを
輸入に頼っているからです。

 

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