為替レートとは?
為替レートというのは、
通貨を交換するときの交換比率(レート)のことをいいます。
例えば、米ドルの場合ですと、1ドル=100円50銭というように、
日本円で1ドルを買うにはいくら必要になるのかという、
この1ドル=100円50銭を為替レートというのです。
為替相場とは?
為替相場というのは、
異なった通貨の交換比率のことをいいます。
外国為替の売買では、外国通貨の一種の商品とみて
為替市場で売買されますが、
このときの相場が外国為替相場というのものになります。
外国為替相場では、自国通貨を中心に見れば、
それは自国通貨の対外価格、
対外価値を反映したものとなります。
反対に、外国通貨を基準に見れば、
その取引の対象となる外国通貨の価値を
反映したものとなります。
為替スワップとは?
為替スワップというのは、
為替リスクヘッジや資金調達コスト削減のため、
外国通貨を自国の通貨や他の外国通貨で購入したり、
先物※で取引したりすることをいいます。
※将来の一定の期日日で売買するものです。
為替差益とは?
例えば、米ドルを1ドル100円のときに買って、
1ドル110円のときに売ったとすると、
1ドル当たり10円の利益になります。
この10円の利益のことを為替差益と呼びます。
なお、この為替レートのときに、
米ドルを1万ドルで売買していた場合には、
1万ドル×10円=10万円が為替差益ということになります。
為替差損とは?
為替差損というのは、為替差益の逆で、
米ドルを1ドル110円のときに買って、
1ドル100円のときに売った場合には、
1ドル当たり10円の損失になります。
この10円の損失のことを為替差損と呼びます。
そして、この為替レートのときに、
米ドルを1万ドルで売買していた場合には、
1万ドル×△10円=△10万円となり、
10万円の為替差損が生じたということになります。
このように、FX取引の場合は、通貨をいかに安く買って、
それをいかに高く売るかという
為替差益を稼ぐことが基本になります。