外国為替証拠金取引(FX)とは?
外国為替証拠金取引(FX)というのは、
外国為替取引の自由度を上げた金融商品のことです。
この外国為替証拠金取引(FX)ですが、
外貨の売り買いをするという点においては、
外貨預金や外貨建てMMFと同じなのですよね。
外国為替証拠金取引(FX)のメリットとは?
でも、証拠金取引であることから、
10万円程度の少ない資金でできたり、
次のようなメリットのある金融商品になっています。
外国為替証拠金取引(FX)のメリットは、次のようなところです。
■手数料を含めてコストが安いです。
■24時間リアルタイムの為替レートで取引できます。
なお、外国為替証拠金取引は、
外国為替市場で為替差益を狙うだけでなく、
高金利通貨などを対象とした
外貨預金的な取引にも有効です。
法律的にみた外国為替証拠金取引(FX)は?
外国為替取引というのは、ごく最近までは、
一部のプロだけが優遇されていましたので、
個人が受けるサービスは、
他の先進国よりもかなり劣ったものとなっていました。
しかしながら、1998年4月の外為法の改正によって、
徹底した規制緩和が行われ、
個人の外国為替市場への参加が自由になりました。
現在は、投資や通貨変動によるリスクのヘッジについて、
銀行や一部のプロとほぼ同じ条件、環境で
行うことができるようになっています。
円安と円高とは?
例えば、1ドル100円から110円になった場合には、
1ドル買うのに日本円で100円でよかったものが
110円必要になります。
つまり、1ドルを買うためには、今までよりも10円分
余計に支払わなければならないということです。
この今までよりも余計にお金を支払わなければならないということは、
言い換えれば、日本円の価値が下がった状態
(=円が安くなった状態)であるということになりますので、
これを円安というのです。
1ドル100円から110円になると、
数字が大きくなるので円高と間違えそうですが、
円の価値が下がっているということで円安というのです。
円安とか円高というのは“円の価値が高いや安いか”
ということで考えると分かりやすいと思います。
反対に、1ドル100円から90円になった場合には、
1ドル買うのに以前は100円必要だったのが、
90円ですむようになったわけですから、
円の価値が高くなった状態=円高ということになります。