円高・円安とは?/FXの仕組みは?

円高・円安とは?

円高や円安といっても、普段から使い慣れていないと、
どっちが円高あるいは円安なのか、
わからなくなってしまう人もいらっしゃるかもしれません。

 

円高や円安というのは、簡単に言うと、
円が他の通貨に対して強いのか、
それとも弱いのかを表す指標といえます。

具体的に、円高・円安とは?

以下では、例えば、1ドル=110円が1ドル=100円
になったとした場合について考えてみます。

 

例えば、1ドル=110円が1ドル=100円
になったとした場合ですね。

 

これまでは、1ドルを買うには
100円玉1枚と10円玉2枚が必要でした。

 

ところが、その後は同じ1ドルを買うのに、
100円玉1枚ですむようになったのです。

 

これは、同じ1ドルを買うのに、
少ない円で買うことができるようになったということです。

 

つまり、それだけ円が強くなったことになります。
これが円高ドル安です。

 

反対に、1ドル=100円が1ドル=120円になったとしたら、
それだけ多くの円を支払わなければ
1ドルを買うことができませんよね。

 

なので、これは円安ドル高が進んだということになるのです。

為替レートはいつも変動しているの?

外国為替市場のニュースなどを見聞きしていると、
この為替レートは常に変動していることがわかります。

 

これは、為替レートが様々な要因によって、
円高になったり円安になったりを繰り返しているからです。

 

実は、そこに外国為替投資で利益を得るチャンスがあるのです。

 

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FXの仕組みは?

そもそもFXというのは、
株式市場のような証券取引所があるわけではありません。

 

確かに外国為替市場という言葉はあります。

 

でも、これ自体は、
外国為替市場という特定の建物や場所を指しているのではなく、
世界中で行われている外国為替の取引全体を総称して
このように呼んでいるのです。

 

また、外国為替取引というのは、土日を除く24時間、
電話やインターネット端末を利用して
世界中で取引が行われています。

 

この点においても株式取引とは異なりますので、
早朝や夜間など日中が忙しいサラリーマンの方でも、
十分に取引が行えます。

 

ちなみに、外国為替取引というのは、次の2つに分かれています。

■インターバンク市場 
⇒ 主に、銀行と銀行の間で取引が行われています。

 

■対顧客市場 
⇒ 銀行や証券会社が対顧客との間で行っているものです。

 

通常、外国為替市場という場合は、
インターバンク市場のことを指しています。

 

そして、対顧客市場の為替レートは、
このインターバンク市場の為替レートを基準に決定されています。

 

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