主要な外国為替市場は?/スワップ金利とは?

主要な外国為替市場は?@

外国為替市場のメインとなっているところをあげると、
アジア・太平洋地域では、オーストラリア、日本、香港、
シンガポールが代表的です。

 

また、中東であればバーレーン、欧州ではドイツやフランスなどが、
ドーバー海峡を越えるとロンドンがあります。

主要な外国為替市場は?A

そして、大西洋を越えたところでは、
米国・ニューヨーク市場があり、世界の外国為替市場の中心地
といっても過言ではありません。

 

このように、外国為替市場は世界中に存在していて、
それらがリアルタイムでつながっているので、
ほぼ24時間の取引が可能になっているのです。

スワップ金利とは?

先ほどの例で見ていきますと、
借りてきた円貨100万円については、
金利を支払わなければなりません。

 

しかしながら、
借りてきた円貨で買った1万ドルの米ドルについては、
金利を受け取ることができます。

 

このとき、「支払う金利 < 受け取る金利」であれば、
金利の差額分が利益になりますが、
この国内外の金利差(日本と米国など)に基づく調整分のことを、
FX業界では「スワップ金利」と呼んでいます。

 

現在日本は、超低金利時代になっていますので、
この日本円に対して
相対的に高金利な海外の通貨を買った場合には、
同時に低金利の日本円を売っていることになります。

 

なので、この2つの通貨間の金利差をスワップとして
受け取ることができるのです。

 

また、逆に、高金利な海外の通貨を売った場合には、
同時に低金利の日本円を買っているということになりますので、
スワップ金利を支払わなければなりません。

 

ちなみに、
このスワップというのは、FX会社に預けた証拠金ではなく、
証拠金を元にした取引金額に応じて発生しますので、
レバレッジ効果により、より高い利回りでの運用が可能となります。

外貨預金との違いは?

スワップ金利が、銀行の外貨預金とは決定的に違うのは、
銀行の外貨預金の利息は、
1年定期であれば1年後にまとめて利息を受け取るのに対して、
スワップ金利は毎日受け取ることができるということです。

 

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