FXの取引の中心地の移動とは?
次のような、日本時間をベースにして、
取引の中心地というのは移っていくのですよね。
■午前7時〜
■午前9時〜
■午後4時〜
■午後10時〜
具体的な時間帯の特徴は、次の通りです。
具体的なFXの取引の中心地の移動とは?
ここでは、日本時間をベースにして、
取引の中心地がどのように移っていくのかについて説明します。
■午前7時〜
日本時間の午前7時くらいから、
オーストラリアでの取引が始まります。
ここでの取引は、
日本時間でみると早朝からの取引スタートとなりますので、
オーストラリア市場のことを「アーリーバード」と呼んだりもします。
■午前9時〜
午前9時をまわると、東京市場での取引が活発になります。
そして、若干の時間差で、香港市場、シンガポール市場、
バーレーン市場が次々に開いていきます。
■午後4時〜
日本時間の午後4時前後から、取引の中心地が、ドイツ、
フランス、イギリスなど欧州経済圏に移ります。
■午後10時〜
日本時間の午後10時からは、
ニューヨーク市場での取引がスタートしますが、
ここは、欧州と米国の取引時間が重なることもあり、
最も取引が活発に行われます。
特にこの時間帯は、米国の重要経済指標が発表されたり、
要人発言が行われたりするので注意が必要になります。
顧客資産の分別管理とは?
FX取引会社を選ぶ際には、証拠金や為替差益、
スワップ金利(ポイント)といった顧客資産が、
FX業者の資産とは分別管理されている業者
であることが重要です。
FX取引会社といえども、いつ、何が起こるかわかりませんので、
常に、FX取引会社の倒産リスク
というのを頭に入れておく必要があります。
いくら手数料が安くてスワップ金利が高くても、
肝心の証拠金や為替差益などの資産が
完全保全されていなければ、
FX取引会社が倒産してしまった場合には、
これまで稼いできた大事なお金を失ってしまうことになりかねません。
そのようなことのないように、FX取引会社を選ぶ際には、
証拠金や為替差益などの資産が、
FX取引会社の資産とは別の信託銀行などに信託している業者
を選ぶようにしましょう。
分別管理とは?
分別管理というのは、金融先物取引法によって規定されている
資産の管理方法です。
具体的には、FX取引会社が顧客から預った投資資金を
FX取引会社の事業資金口座とは別に、
信託銀行などに保管・管理することをいいます。
これによって、もしFX取引会社が倒産したとしても、
顧客の投資資産は保護されることになるのです。
しかしながら、FX業者の中には、分別管理を行っていても、
万が一倒産した場合などでも、
顧客の投資資産が保証されない会社もありますので、
口座を開設する前にしっかり確認しておくことが大切です。