為替レートの需給バランスの要因は?@
為替レートの需給バランスは、
次のような様々な要因で変化します。
■経済力の差
■金利差
しかしながら、外国為替市場の場合には、
常にマーケットが関心を示すテーマが変化しています。
為替レートの需給バランスの要因は?A
現在、外国為替市場の取引に参加している人たちが、
何に関心を持っているのかをいち早く把握することが、
相場の先行きを読むためのポイントになります。
経済力の差、金利差とは?
為替レートの需給バランスは、
次のような様々な要因で変化します。
■経済力の差
基本的に、経済力の強い通貨が買われます。
例えば、日本よりも米国の景気が好調であるということであれば、
米ドルが買われ、円が売られるというような感じです。
■金利差
為替レートの需給バランスは、金利差の影響も受けます。
例えば、米国の金利水準が日本の金利水準よりも高ければ、
米ドルが買われて円が売られることになります。
とはいえ、外国為替市場の場合には、
常にマーケットが関心を示すテーマが変化しているんですよね。
例えば、
しばらく金利差をテーマに円安に為替レートが動いていたのに、
突然、米国の景気がテーマに変化し
急激な円高になるというようなことはよくあることなんです。
サーバーの安定性とは?
FX取引会社を選ぶ際には、サーバーの安定性も重要です。
というのは、インターネット取引において最も怖いリスクが、
サーバーダウンやサーバー不良によって、
取引不能になることだからです。
サーバーというのは、インターネットサービスを提供する元になる
コンピュータのことなのですが、
このサーバーの安定性は、オンライン取引においては必須です。
サーバーが安定していないと、
注文を出したいときに出すことができない、
つまり、好きなときに売買できないことになってしまうからです。
また、現在ポジションを持っていない状況であれば
それほど問題はないかもしれません。
でも、もし何か外貨を買ったりしていて、
その後為替レートが下がってきて損失が出てきたときに、
これ以上の損失を防ぐために決済注文を出そうとしても、
サーバーが不安定で決済注文が通らないと、
どんどん損失が膨らんでいってしまいます。
とはいえ、サーバーの安定性というのは、
実際にFX口座を開設してみないとわからない部分でもあります。
できれば、
複数のFX取引会社に口座を開設しておくのが理想的です。
複数のFX取引会社に口座を開設しておけば、
万が一、あるFX取引会社のサーバーがダウンしても、
別のFX取引会社では取引できますから、
そちらで注文を出すことが可能になります。
つまり、サーバーがダウンしたFX口座の方で
買いのポジションをもっていて決済ができないのであれば、
とりあえず、別のFX口座の方で
売りのポジションを持てばよいのです。
実際には両建ての状態になりますが、
サーバーダウンしたFX口座が回復したときに、
両方のポジションを同時に決済すれば、
サーバーダウンした口座で決済したのと同じ状態になります。
このように、
複数のFX取引会社にFX口座を開設しておくということは、
リスク管理にもつながりますので、
ぜひ複数のFX取引会社に口座開設しておきたいところです。