損切りの決済注文は?/塩漬け、ロスカット、強制決済...

損切りの決済注文は?

損切りの決済注文にも、手動による成り行き注文だけでなく、
自動注文による逆指値注文があります。

 

なお、損切りの決済注文は、ストップオーダーとかそれを略して
ストップなどと呼ばれることもあります。

 

損切りの決済注文で簡単なのは、
例えば、1ドル=111円のときに買いポジションをもったのなら、
109円に逆指値注文を入れておくことです。

 

ドルが下落し109円になれば、投資家の欲望に左右されず、
損切り注文として決済されます。

塩漬けとは?

塩漬けというのは、投資の専門用語なんですよね。

 

この塩漬けですが、含み損を抱えた状態で、
損切りすることもできずに、
投資対象をほったらかしにしておくということをいいます。

 

運良くレートが戻り、含み益に変わることもありますが、
多くの場合、損失は拡大していきます。

 

FXを始めた頃というのは、なかなか損切りできずに
この塩漬けをしてしまうものなのですよね。

 

でも、資金効率の面から考えてもよくないですので、
できるだけ塩漬けしないようなポジション取りをしたいところです。

塩漬けのデメリットは?

塩漬けのデメリットとしては、
投資資金を含み損に固定せざるを得ないために、
他の投資に回せないということがあげられます。

 

例えば、ドル円で塩漬けにしている最中に、
ユーロ円でまたとないチャンスがきたときにも、
手持ちの資金が足りずに、それをみすみす見逃さなければならない
ということが起きてしまうのです。

 

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ロスカットとは?

ロスカットというのは、
有効証拠金の額が使用証拠金の額を下回ったときに、
損失の拡大を防ぐために、各FX会社所定の方法によって、
強制的にポジションの全部を反対売買して決済することをいいます。

 

これは、含み損が大きくなった際に、
顧客の資金が0にならないように、
FX取引会社であらかじめ決められているロスカットポイントで
強制決済されるようになっているのです。

 

しかしながら、このロスカットは、
その時点での為替レートの動きにもよるのですよね。

 

なので、実際に強制決済されるポイントは、
あらかじめ決められているポイントよりも下になることもあります。

強制決済にならないためには?

ロスカットによる強制決済にならないためには、
「あとどれくらい為替レートが動いたらロスカットになるのか」
といことを常に頭の中に入れておく必要があります。

 

実際このことが頭の中に入っていると、
トレードを落ち着いて行うことができます。

 

反対に、これが頭の中に入っていないと、
突然強制ロスカットになってしまい、

 

その後それを取り戻そうとして焦り、
結果として大きな損失を被ってしまうことにもなりかねませんので
注意してください。

 

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