ストップを入れないのはまずい?

ストップロスとは?

ストップロスというのは、
損失を拡大させるために損切りすることをいいます。

 

つまり、買いポジションまたは売りポジションを持ったときに、
あらかじめ自分で損切りポイントを決めておいて、
そのレートになったら損切りするために、
ストップロス注文を入れておくということになります。

約定とは?

約定(やくじょう)というのは、
注文していた売買が成立したことをいいます。

損切りとは?

損切りというのは、含み損の出ているポジションを決済して、
それ以上の損失を防ぐ、つまり損失を確定させることをいいます。

ストップを入れないのはまずい?

一般的に投資家というのは、
損失を確定することに抵抗を感じます。

 

なので、ズルズルと損切りを遅らせ、
損失を拡大させる傾向にあります。

 

一度決めたルールを守るということであれば、
109円で損切りすべきなのですが、

 

感情的には、108円くらいまでは下落するかもしれないが、
その後は反転し、買値の111円まで戻ってくるのではないか…、
と甘い期待を抱いてしまうのです。

 

そのため、損切りのレートを下げ、
含み損を拡大させてしまうのです。

 

こうした投資家は後を絶ちません。

 

冷静に考えれば、108円で反転すると予測するのであれば、
一度109円で損切りをして、108円になってから
再度買いポジションを保有する方が合理的です。

 

その場合には、1円利益が増えるからです。

 

しかしながら、不利な状況で冷静な判断ができないのが
投資家の感情でもあります。

 

ですから、ポジションを持ったときに、
逆指値の損切りの決済注文を入れたら、
そのレートは絶対に変更させないと決めておくことです。

 

また、成り行き注文で損切りを行う場合には、
特にそういった感情をうまくコントロールする必要があります。

 

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