IFD(イフダン)とは?@
IFDというのは、2つの注文を同時に出す方法で、
この値段になったら買って、
この値段になったら決済するという注文が出せます。
具体的には、現在1ドル110円のときに、
「1ドル100円になったら買って、115円になったら決済する」または、
「1ドル115円になったら売って、100円になったら決済する」
というような注文が出せます。
IFD(イフダン)とは?A
要するに、この値段になったら買って(売って)、
この値段になったら決済するという注文方法がIFDということです。
このIFDのよいところとして、
一度注文を出してしまえば
あとは自動的に決済してくれますので、
チャートの前に張り付かなくてすむということがあります。
OCO注文とは?
相場に対応して、たとえ1銭でも利益を上乗せしたい
というのが投資家の本音ですが、
これを実現する注文方法として
OCO注文と呼ばれる自動注文があります。
一般的には、保有しているポジションに対して、
指値の利食い注文と逆指値の損切り注文を
同時に入れる注文です。
例えば、ドル円相場で、
現在100円で1万通貨の買いポジションを保有しているとします。
その後、OCO注文で、
「ドルが上昇して105円になったら利食いして、反対に相場が99円に下落したら損切りをする。」
という決済を自動で行うことができます。
保有する場合は成行注文で、
相場に対応して少しでも有利なレートで注文を行い、
決済は自動にすることができるのです。
また、OCO注文は、2つの注文を同時に入れて、
1つが成立した場合、他方をキャンセルする注文なので、
決済時だけでなく、保有時にも利用できます。
例えば、
「ドル円相場が現在1ドル=100円で、レートが105円まで上昇したらドルを1万通貨売る、反対に99円まで下落したら1万通貨買う」
といった指値注文を組み合わせることもできます。
ただし、FX会社によっても注文の種類はさまざまで、
複雑な注文ができるところとそうでないところがありますので、
事前に確認するようにしてください。