スプレッドとは?
スプレッドというのは、売値と買値の差額のことをいいます。
取引コストには、手数料だけでなく
このスプレッドも存在するのですよね。
なので、例えば、FX業者が手数料20銭とうたっていても、
実際の取引での手数料は、
単純に20銭ではないので注意が必要です。
「2Wayプライス」方式とは?
FXでは、「売値100.00−買値100.03」
のように表示されますが、この3銭の差がスプレッドです。
ちなみに、この提示方法を「2Wayプライス」方式と呼びます。
これも1万通貨あたりの金額ですから、
もし1万ドルの取引なら300円ということになります。
なお、このスプレッドはFX取引業者や
取引する通貨ペアによっても異なります。
対円で言うと、米ドルに比べて、
オーストラリア・ドルやニュージーランド・ドルは
スプレッドが広いことが多いです。
よって、取引業者を選ぶ際には、
メインに取引したい通貨ペアのスプレッドを
比較してみることがポイントになると思われます。
通貨ペアによるスプレッドは?
FXでは、
ビッド(買値)とアスク(売値)の間に差があるのですが、
これがスプレッドと呼ばれるものです。
例えば、米ドル/円の通貨ペアですと、
「ビッド100.20円−アスク100.25円」というように、
5銭程度のスプレッドがあります。
このスプレッドは、FX会社によっても異なりますし、
通貨ペアによっても異なります。
また、同じ通貨ペアであっても、
そのときの相場のボラティリティ(変動率)によって
スプレッドが変わることもあります。
ちなみに、
米ドル/円やユーロ/円ではスプレッドが小さい半面、
その他の通貨ペアではスプレッドは大きくなる傾向にあります。