投資判断の材料とは?
投資判断の材料としては、
一般にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析にわかれます。
テクニカル分析であれファンダメンタルズ分析であれ、
どちらがよいのかということについては、
専門家のなかでも意見が分かれていて結論は出ていません。
なので、どちらを重視するのかについては、
自分の性格やライフスタイルにあっているものを選び、
投資判断に利用するというのが無難といえます。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の根拠は?
投資判断の材料としては、一般にテクニカル分析と
ファンダメンタルズ分析にわかれますが、
その根拠としては、次のようなものがあげられます。
<テクニカル分析>
■リスクのない投資は、チャートによるトレンド分析のみである。
■チャートによる自動売買もできる。
■ファンダメンタルズの予想は、プロ(機関投資家)であっても難しい。
<ファンダメンタルズ分析>
■テクニカル指標は、その指標を信じている人のみが投資判断に利用するだけである。
■外資系の某有名とレーダーもテクニカルはほとんど利用していないらしい。
■チャートというのは、過去のレートの変動を説明したものなので、将来の動きを正確に予想することはできない。
前述したように、どちらを重視するのかについては、
自分の性格やライフスタイルにあっているものを選び、
投資判断に利用するというのが無難といえそうです。
ファンダメンタルズ分析とは?
ファンダメンタルズ分析というのは、経済等の基礎的要因、
簡単に言いますと、国家や企業などの経済状況、
経営状況などを分析することをいいます。
具体的には、次のような指標を元に、
今後の為替の動きを予測する方法です。
■経済指標 ⇒ 経済成長率、物価上昇率、失業率、国際収支など
■金利水準
■政治情勢...など
しかしながら、このファンダメンタルズ分析は、
FXの上級者であればともかくも、
FX初心者の人であれば、時間をかけて分析しようとしても、
正直時間の無駄になってしまう可能性が大きいです。
というのは、ファンダメンタルズ分析には、
あまりにも考慮すべき事項が多すぎるからです。
なので、ファンダメンタルズ分析については
あまり気にされなくてもよいかと思います。
ただし、そんなに詳細に分析しなくてもよいとはいっても、
すでにポジションを持っていたり、
これから売買しようとしている通貨の情報に関しては、
その国の基礎知識的な部分を把握しておく必要があります。
特に米ドルは世界の基軸通貨にもなっていますから、
その動きには注意が必要です。
アメリカの経済指標の発表直後には、
かなり為替レートが変動することもあります。
これは、経済指標や金融政策などの発表が
投資家の判断材料となっているためで、
それによって為替相場の流れが変わることがあるからです。