米ドルの特徴は?/ボラティリティとは?

アメリカと世界の景気の関係は?

現在の世界の好不調は、
アメリカ国民の消費にかかっているとも言われます。

 

これは、
アメリカ人が借金をしてでも消費をしてくれるおかげで、
世界経済は成り立っていると言われるほどです。

米ドルの特徴は?

米ドルは、現在の基軸通貨です。

 

以前はイギリスのポンドが基軸通貨だったのですが、
2度の大戦後、その地位を奪いました。

 

よって、現在では世界中で、
石油など様々な取引がドル建てで行われています。

 

そのため、当然ですが、各国や各企業は、
取引のためにドルを買わなければならず、
各国の外貨準備の大半がドル資産となっています。

 

最近は、サブプライム問題で、ドルの信頼が低下している
との指摘もありますよね。

 

ですが、アメリカが双子の赤字を抱えようが、
経済に不透明感があろうが、アメリカは覇権国であり、
覇権国であるドルが基軸通貨であることについては、
今後も変わらないものと思われます。

アメリカの軍事力は?

アメリカの軍事力は、世界最大のものです。

 

2001年の911事件の際には、
アメリカ本土も戦火になる可能性が指摘されましたが、
それでもドルへの信頼は高いといえます。

 

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ボラティリティとは?

ボラティリティというのは、価格の変動率のことですが、
相場を考える際には、
このボラティリティが非常に重要になります。

 

というのも、投資家が相場を通じて利益を得られるのは、
その金融商品にある程度ボラティリティがあり、
その時々に相場にトレンドが発生するからです。

 

ちなみに、ボラティリティもほとんどなく、
しかも相場にトレンドが発生しない金融商品ですと、
利益を出すのはかなり困難となります。

 

こうした点から考えても、為替というのは、
一度トレンドが発生すると、しばらくはその動きが継続します。

 

なので、この動きをつかめると、おおむね
利益と損失がどの程度になるのかがわかるようになります。

 

といっても、投資家が判断することができるのは、
あくまでも相場の過去の動きなので、
将来も同様に動くという保証はないのですよね。

 

でも、過去にどの程度の変動があったのかがわかると、
それに伴って損益がどの程度になるのか
ということを把握することができます。

 

その結果を見れば、建て玉枚数が1枚(1万通貨単位)の場合、
あるいは10枚(10万通貨単位)の場合に、
それぞれどの程度の損益が発生するのか
という目安が立てやすくなります。

 

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