金価格は2本立てになっている?@
金価格というのは、小売価格と買い取り価格の
2本立てで表示されています。
この2つの価格の間には、
1g当たり50〜60円程度の値差があるのですが、
これをスプレッドといいます。
金価格は2本立てになっている?A
なので、金投資で利益を上げるためには、
少なくともこのスプレッド以上の値上がりを
待たなければならないことになります。
ちなみに、このスプレッドについては、
会社や店により設定が異なりますので、
投資効率を高めるため
事前にチェックしておくようにしたいです。
金価格には消費税はかかるのですか?
通常は、小売価格、買い取り価格ともに
金額には、消費税が含まれています。
中には、税別表示のところもありますが、
購入時・売却時ともに
消費税が上乗せされている点では同じです。
つまり、買った後で売るということであれば、
消費税は相殺されることになります。
ちなみに、将来消費税が、
例えば10%上がった際に売却すると、
消費税の値上がり分5%が、
そのまま利益になる可能性もあります。
金の購入代金と売却代金の求め方は?
次のようになります。
■金を購入する場合
・購入代金={当日の金小売価格(税込)×重量+バーチャージ(税込)}×本数
※500g以上の場合はバーチャージは不要です。
■金を売却する場合
・売却代金=当日の金買い取り価格(税込)×重量−バーチャージ(税込)
※購入時はバーチャージが地金1本当たりに請求されますが、
売却時には1件あたりの総重量にかかる手数料となります。
なお、この場合も、総重量500g以上の場合はバーチャージは不要です。